ここではみなさまから寄せられるご質問や、仏事についての豆知識を紹介させていただきます。また、ご質問等がございましたらどうぞご遠慮なく当浄苑へご連絡頂くか問合せをご利用下さい。

Q1:数珠はどんなものを選べば良いのでしょうか?
 
A:
各宗派によって若干異なりますが、一般的には各宗派共用の一連の数珠が携帯しやすく便利です。材質は菩提樹が最上とされていますが、デザインや好みでお選びいただければ結構です。
 
 
Q2:数珠の使い方を教えてください。
 
A:
普段は左手の手首にかけておき、拝むときは両手を合わせ、房が下にくるようにして、親指と人差し指の間にかけるのが正式なかけ方です。(宗派によって多少の違いがございます)仏事の際は必ず持っていきたいものです。
 
 
Q3:お仏壇の中にたくさんの位牌があり、新しい位牌が入りません。どのようにしたら良いのでしょうか?
 
A:
古い位牌をまとめて先祖代々の位牌、もしくは過去帳をつくるとよいでしょう。

@ 繰り出し位牌(中に札板が十枚入る位牌)に、古い位牌や壊れた位牌の戒名を書き込んで、表面の札板に「先祖代々之霊位」と彫り込み先祖の位牌をまとめる。

A まとめる位牌が少ないとき、巾広の位牌の真ん中に「先祖代々之霊位」、両脇に夫婦二組、計戒名五名分を彫り込み、位牌をまとめる。

B 過去帳(先祖の戒名をまとめる帳面)に古い位牌や壊れた位牌の戒名を書き込む。
(まとめる位牌の目安として、三十三回忌の終わった位牌や壊れた位牌でよいでしょう)

C 三十三回忌が終わってもお仏壇に位牌の置けるスペースがある時は、なるべく位牌を仏壇中に納め置いて下さい。
 
 
Q4:お仏壇を新しく求めると人が亡くなる、といいますが本当ですか?
 
A:
お仏壇は、私たちの心のよりどころとなるべきもので、「朝に礼拝、夕べに感謝」というように、朝には「今日も強く明るく生きぬきます。どうか見守って下さい」と礼拝し、夕べには「おかげさまで今日も無事に過ごさせて頂きました。ありがとうございます」と感謝の礼拝ができる身になることが私たちの信仰生活です。お仏壇はそのよりどころとなるものです。お仏壇と人が亡くなることを結びつけることは、「仏壇は亡くなった人をまつるところ」という誤った考え方からでてくるものです。
このように、よりどころとしてのお仏壇ですから、いつでも新しく求めるのにさし障りがあるはずはありません。むしろ喜ぶべきことであり、とてもおめでたいことです。人が亡くなる、という事とは何のかかわりもございません。
 
 


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